三浦春馬さん「週刊文春・週刊新潮」に対する アミューズ反論 への疑問


20200806 週刊文春 見出しのみ

三浦春馬さん死去後、時間だけがただただ流れ、とうとう師走になってしまいました。あの日と何も変わらない私の喪失感・絶望感同様、「もうこれ以上、春馬さんの事件は何の進展もないのではないか」と、半ば諦めていたところ、「週刊文春・週刊新潮・週刊女性」の記事が登場。


その記事に対し、所属事務所のアミューズが抗議文をホームページに掲載しましたが、いつものように私には疑問しかありません。

20201224 アミューズの報告「本日の週刊誌報道について」



スクープネタは文春ばかり

知人の証言から「4~5年前から母親とは絶縁した」テイで話しを進める『週刊文春』と『週刊新潮』に対し、絶縁の事実さえ掴めず、右往左往した挙句、実母とは長年音信不通だったという母方の大叔父に「実の母親との縁はそう簡単には切れないから、それはない。」と、何の根拠もない情報しか得られない『週刊女性』。まぁ、このような内容の不一致は、どんなネタでも起こるのでそれほど気になりませんが、注目したいのは、これ。

なぜ、『週刊文春』だけいつも情報の質が異なるのか?

覚えてますか?春馬さん死去後わずか1週間ちょっとしか経ってない7月29日(文春オンライン)、『週刊文春』は、もうすでに、自室に残した日記の内容を把握していました。

・死にたいと考えた
・どう死ぬべきか
・僕の人間性を全否定するような出来事があり、たちまち鬱状態に陥り、自暴自棄になった
・散る運命を背負いながら、家族の前では気丈に振る舞おうとする気持ちを考え、胸が痛んだ

…といった自身の死についての考え方や、『太陽の子』の石村と自身を重ね合わせ、共通点を見出そうとしている様から、「人生における悩みや葛藤を綴っていた=遺書」と判断し、堂々と【遺書の核心】と題して、記事を書いてます。

20200806 週刊文春 見出しのみ

日記は遺品の中でも極めてプライベートなモノ。本来であれば、捜査の責務を担う警察か、春馬さんのご遺族以外は中身を確認できないはず。一応、記事には「長年、三浦と親しい関係にあった知人が明かす。」と、あくまでも知人を介して得た情報という設定になっていますが、7~8月当初、立て続けに出される記事の内容からして、とても関係者からチラッと聞いた程度で書けるような情報量でないのは一目瞭然ですよね。

しかも、今回は、春馬さんのお母様に心境を語らせています。ご自身の過去を散々暴露され、ご自身こそが春馬さんの死の元凶と中傷された『週刊文春』なのに、その雑誌の取材に応じるとは…にわかに信じがたかったです。お母様は過去記事をお読みになっていないのでしょうか?

『週刊文春』がお母様を登場させるのには、販売部数狙いの他に、「説明の機会を与えることによって訴訟などを回避したい」目論みもあるのかもしれませんが、ライバル誌が親族に聞きまくり、血眼になって探しても見つからなかった「実母」を、いとも簡単に捕まえられたのは、さすが「文春!」ただ単に、記者の能力の差なのでしょうか?



お咎めなしの『週刊文春』

なぜ、『週刊文春』だけいつも情報の質が異なるのか?

この答えのヒントは、アミューズの対応を見ればある程度予測がつくのではないでしょうか?今回、アミューズは、春馬さんの遺族や周辺関係者へ執拗に取材を行った週刊誌を「強く抗議する」としていますが、特に出版社の名指しはしていません。

しかし、春馬さんの「代役出演」をめぐる報道を「虚偽報道」と、具体的に明言していることから、少なくとも『週刊新潮』に対する抗議であることは明白ですよね。

『週刊新潮』は、お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光氏の日本大芸術学部裏口入学に関する名誉毀損裁判で敗訴したばかり。



三浦春馬さんに関しても、虚偽の内容を報道していたとしても、なんら不思議ではありませんが、「虚偽報道」と問題にするなら、アミューズはもう一社忘れていませんか?

そうです。『週刊文春』です。

アミューズは、春馬さんの四十九日である9月4日に、「警察の現場検証の結果、遺書はなかった」と報告をされています。

20200904アミューズ報告遺書

にもかかわらず、『週刊文春』は警察の検証結果もアミューズからの発表も待たず、先走り、役作りのためのノートを勝手に「遺書」と決めつけ記事を書いています。これは、明らかな「虚偽報道」ではないですか?

・当時はウツ状態から抜けられなかった。どう死のうかと考えていた。
・自分は死のうと思っていた。でも、なぜか(実父に)会ってみようと思った。
・死のうと考えているのを悟られないようにすることは苦痛でした。
・僕の人間性を全否定するような出来事があり、たちまち鬱状態に陥り自暴自棄になった。

これらは、すべて「春馬さんが遺書に綴っていた」と『週刊文春』の記事で紹介している言葉です。

20200806 週刊文春
2020年8月6日週刊文春

ここで疑問が生まれてきます。
疑問1: アミューズの発表通り、「本人が日頃から役作りなど様々な思いを綴った」ノートであり、「自死の動機や原因と直接結びつくような内容」の遺書でなかったのなら、これらの春馬さんの言葉を元に、「数年前から鬱状態で死ぬことを考えていた」とする『週刊文春』の春馬さんの一連の話はなんだったのでしょうか?

疑問2:『週刊文春』の記事内容は明らかに作り話であり、これは、アミューズが指摘している「誹謗中傷、デマ記事、根拠のない憶測記事」に値すると思われますが、なぜ、アミューズは『週刊文春』の「虚偽報道」は黙認しているのでしょうか?


因みに…「遺書のようなものがあった」と報道したメディアも問題ですが、その中でも「遺書があった」と断定報道した『テレビ朝日』は「虚偽報道」にあたります。


『テレビ朝日』は、7月18日当日から報道しているところを見ると、警視庁記者クラブでの発表か、捜査関係者からの情報を受けての報道だった可能性が高いですね。週刊誌の記者は、記者クラブにはなかなか属すことができないのが現状ですから。 

テレビ朝日は、朝日新聞と同じ系列の会社。文春と朝日は昔から対立関係にあり、『週刊文春』は『「朝日新聞」は日本に必要か』というタイトルで、週刊文春臨時増刊を出すほど「朝日叩き」は伝統のようなものらしいのでので、テレ朝から文春への情報提供は考えにくいため、『週刊文春』遺書と勝手に判断したのは、春馬さんが残したノートからのみの憶測でしょう。

過去にも『週刊文春』は、十分な裏付け調査もせず、記事内容を捏造し、別府大学名誉教授・賀川光夫氏を自殺に追い込み、遺族が提訴。最高裁判所は、捏造報道が賀川氏に対する名誉棄損に当たることを明確に認め、遺族側に敗訴しています。(大分県聖嶽洞穴遺跡問題

『週刊新潮』の代役説は、「三浦春馬さんご自身より、アミューズの名誉を傷つける」印象が強いですが、今回も、『週刊文春』の記事は、捏造であり、間違いなく「故人とご遺族の尊厳を傷つけるような記事」ですよね。

その『週刊文春』をお咎めなしにするのであれば、アミューズとの蜜月関係を疑われても仕方がないのではないでしょうか。

『週刊文春』には、アミューズ所属であるサザンオールスターズの桑田佳祐さんがコラム連載していますし。。。
ポップス歌手の耐えられない軽さ 桑田佳祐


この「週刊誌報道とアミューズの反応」そのものが、佐藤弁護士の言葉を受けた「パフォーマンス」や「出来レース」と捉える人も大勢います。

20201030 佐藤大和 レイ法律事務所

もしもそうでなく、本当に対抗策をこれまで以上に毅然と講じるなら、是非とも、アミューズには『週刊新潮』だけでなく、『週刊文春』も法的措置をとっていただきたいですね。

私達ファンは、主に既存メディアの報道を元にSNSで情報を拡散し、ブログを書き、動画を作っているのですから、対抗策をとるべきは既存メディアであって、素人のブロガーやYouTuberではないと思います。



イギリス留学中の強制帰国
(春馬が事務所を恨んだ「小出恵介の代役」指令)

『週刊新潮』が今回、「キー局のディレクター」の証言として、「ドラマ『オトナ高校』に出演予定だった小出恵介さんの代役として、事務所側が当時イギリスへ留学していた春馬さんに緊急帰国を命じた」と掲載しました。

事の発端は、イギリス留学当時の中国人ルームメイト・ダニエル氏のブログ。2017年9月5日に「春馬は、事務所から『留学は時間の無駄、仕事に復帰しろ』と言われ、泣いていた」と話しをしています。

元ルームメイト中国人男性証言 留学は無駄

私は、中国語は読めませんが、ダニエル氏の話は『文春オンライン』でも掲載され、記者が日本語訳をして下さってます。

元ルームメイト中国人男性証言 留学は無駄3


また、この件は、2020年7月20日放送の『グッディ!』でも取り上げられましたが、ダニエル氏が「事務所」と書いてあるところを「知人」に直されていたため、ファンの中では大炎上することになりました。


これに対し、アミューズは、過去にも「仕事の進め方について」という欄で反論しています。

20200904アミューズ報告当日の経緯 「仕事の進め方について」


今回のアミューズの「代役で出演した事実は一切ございません」という否定の仕方に敏感に反応をした人物がいます。三浦春馬さん他殺説の元凶と名指しされたフリーランスのジャーナリスト・芋澤貞雄氏。

彼はブログで、「『週刊文春』『週刊新潮』が報じた三浦春馬さんのその後」と題し、芋澤氏は、「キー局のディレクターの証言は、決して創作ではない」「丁寧な説明もないまま、悪戯に取材そのものを否定して見せる事務所の態度から、逆に真実だと受け取れる」と、見解を述べています。

20201225 芋澤貞雄氏ブログ「『週刊文春』『週刊新潮』が報じた三浦春馬さんのその後」4 『週刊新潮』抜粋

ダニエル氏は、春馬さんの死去後、「春馬は、事務所から『留学は時間の無駄、仕事に復帰しろ』と言われ、泣いていた」と述べたわけではありません。イギリス留学から中国に帰国した2017年の記事で書いているので、作り話をする意味がないと、私も思います。

また、アミューズは、「記事にあるドラマ(オトナ高校)は企画立案時より三浦春馬を主演に企画されていた」と説明していますが、そもそも春馬さんは当初、2017年春から半年間の計画でイギリス留学を決行しています。本当に『オトナ高校』が春馬さん主演で企画されていたのなら、10月開始のドラマの撮影準備とかぶってしまうので、春馬さんは仕事を無視してイギリスに旅立つはずも、事務所から許可を得られるはずもありませんよね?事務所の反論には矛盾があるのは明白です。

『週刊新潮』は、J-CASTニュースの取材に対し、「記事に書いたことが全てです。弊誌としては三浦春馬さんを知る関係者に話を聞き、改めて自死に至るまでの中で経緯を振り返って貰ったもので、内容は真実と確信しております」と回答してるとのこと。(2020年12月25日J-CASTニュース

この「代役が理由で、春馬さんを事務所が強制帰国させた」のが事実あれば、是非とも『週刊新潮』には、堂々とアミューズと闘っていただきたい。太田光氏裁判敗訴での名誉挽回の意も込めて。



今回の報道で一番気になったのが、芋澤氏が記してる点。
『週刊文春』は新年号の記事の中で、三浦さんの自殺を“家族とのいさかい”という方向付けをしていますが、『週刊新潮』は頑として“自死の理由が未だ明らかになっていない”と、その追及の手を緩めようとしません。実際、私の追跡取材で漏れてきているのは、家族とは別の理由の苦しみの声です。


『週刊文春』の出版会社・文藝春秋は、『テレビ朝日』も運営している『週刊朝日』のように、週刊誌上でスキャンダルをスクープすると、芸能事務所の俳優・アイドルなどを出演させられなくなるなどの影響を受けることがないため、本来「芸能事務所圧力にも強い」と言われています。

にもかかわらず、なぜ、春馬さんの残したノートの内容から話を偽造してまで、「家族のいさかい」という無難な方向付けで終止しようとしているのか…

フリーランスのジャーナリストが掴めている「家族とは別の理由の苦しみ」を、なぜ『週刊文春』は掴めていないのか…

そして、なぜ、殆どのメディアは、『週刊文春』のシナリオを後追いするだけなのか…

本当に疑問でなりません。

・もうそっとしておいて
・死の真相なんて、本人が詳細に書いた遺書でもない限り、永遠にわからないだろう

…という声がありますが、万が一、「自分で望んでない死」だとしたら?「過重労働やパワハラなどの要因で追い詰められた死」だとしたら?

そっとしておくことなど、できるわけがないですよね。


先日、記事を書いて下さった林瑞絵さんの言葉が強烈に心に残っています。
夢に向かってひた走り、入魂の新作映画の完成と待望のミュージカルの仕事を控えた俳優が、なぜ命を絶つ状況になったのか、私はいまだに不条理を感じている。

『週刊新潮』の追及を緩めない姿勢に敬意を表します。
是非ともジャーナリストのプライドをかけて真相を暴いていただきたい。



関連記事
2020-12-26(Sat)
 

コメントの投稿


プロフィール

Tampopo

Author:Tampopo

春馬君

貴方の最期を考えれば考えるほど
恐ろしい闇が見えてくる

・ブロードウェイデビュー
・結婚してパパになる
・大河ドラマ主演
・紅白の審査員

いろいろ未来を語ってたよね

本当に夢を叶えて
幸せになって欲しかった

助けてあげられなくて
本当にごめんなさい

貴方が闘ってきた恐怖
ぜんぜん知らなくて
本当にごめんなさい

貴方のために
残された私達は
何ができる?

貴方の無念を
どうしたら
晴らしてあげられるの?



※リンクフリーです!

※不足情報、誤報などございましたら、コメント欄にて教えて下さい

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR
Spring Horses
現在の閲覧者数: