『カネ恋』DVD & Blu-ray 発売で考察再び 3「木村ひさし氏の見解」

20200719 木村ひさし氏インスタ2-1



2020年3月21日
「そんなのだめだろう。もっと考えるか、カネくれるんならやるけど。」
20200321 木村ひさし氏インスタ

2020年7月18日(春馬さん死去日)
「やり切った時の気持ちを知ればクセになるから」
20200718 木村ひさし氏インスタ3-1

2020年7月19日~22日
「骨のある言葉シリーズ」
木村ひさし氏インスタ「骨のある言葉シリーズ」


『カネ恋』に関係しているのか、していないのか…
まったく不明ですが、意味深な言葉をインスタにアップし続け、バッシングの対象になり、すっかり有名になってしまった演出家「木村ひさし」氏。

「ガスライティングの元凶」と言われながらも、今まで沈黙を貫いてこられた木村氏ですが、ようやく春馬さんファンからの質問に回答を下さったようなので、まとめます。



『カネ恋』の現場で虐めはありましたか?

木村ひさし氏「ガスライティングについて」1

ドラマの現場であっても人間社会ですから、個人的なパワハラや虐め、争いはあっても不思議ではないでしょう。しかし、(これは再三書いてますが…)「ドラマの関係者全員がグルになって」や、「TBSや(7月16日のせかほし収録を疑っている方は)NHKも組織ぐるみで」といった虐めは、私には非現実的に思えます。




『カネ恋』最終回オープニングは木村氏の指示?

木村ひさし氏「3話の監督」

私達が気を付けなければいけないのは、「木村ひさし氏は『カネ恋』全話の演出家ではなく、3話のみ担当された」ということ。

なので、この最終回のオープニングやその他の回の演出について、木村氏は無関係ということなんですね。勘違いしないようにしましょう。
最終回オープニング




『カネ恋』の小道具は春馬さんの生前に作られたのですか?

木村ひさし氏「ガスライティングについて」2

木村氏曰く「生前」ということなので、「単なる偶然」のようです。

※それにしても、こんな偶然ってあるんでしょうかね?以下の演出は、木村氏が担当された回ではないので、木村氏から回答をいただいても、申し訳ないですが、まだ私は半信半疑です。ホワイトボードの「7月17日」という日付はまだ偶然と信じられます。が、しかし、数多くのガスライティングと言われているアイテムを「こじつけ・憶測・思い込み」と感じてる私でさえ、靴やシャツの見せ方、吊るされた骸骨は問題視しています。


・ホワイトボードに書かれた日付(1話)
7月17日


・慶太の「Paul Smith」靴の見せ方「GOOD BYE」(1話)
靴


・慶太の「FENDI」シャツの見せ方「END」(2話)
END.jpg

・吊るされた骸骨(4話)
魚と骸骨

ガスライティングなのかは分かりませんが、春馬さんだけでなく、靴やシャツのブランドにも失礼ですよね。イメージを大切にしているブランドに対して、非情に不可解な扱いです。経験のある演出家がするような演出には見えませんでした。

現に、私の友人の中には、春馬さんのファンでもなく、『カネ恋』を視聴したこともないのに、「FENDI」に対して「不吉なイメージを持ってしまい、今後は購入を控える」と言ってる人達もいるのですから。それだけ「END」の演出は、世間に広まってしまったことを意味しているのです。

また、吊るされた骸骨は、フリーライター&映画ジャーナリストの林瑞絵さんも「三浦春馬の夢を叶えなかった日本のエンターテイメント界 唯一無二の表現者が世界に出ていたら…(2020年12月16日論座)」の記事内で「大変ショックを受けた」とおっしゃっていたアイテム。


3話までは「偶然」であったとしても、最終回で登場するアイテムは、春馬さんの死去を知った上で用いられているのは明白です。にもかかわらず、吊るされた骸骨を登場させてしまうのは、あまりにも配慮が欠如していたのではないでしょうか。




「食べ物を人に投げる」演出は異様では?

木村ひさし氏「ガスライティングについて」3

「食べ物を人に投げる」演出とは、こちらの1話で登場したシーンですね。
「食べ物を人に投げる」演出

これに関しては、私は何が問題なのか…が、正直、分かりません。質問者は「食べ物を人に投げるなんて、育った環境では絶対にありえない事で、それを公共の電波で流すのは異様」と仰っていますよね。しかし、そんな事を言い出したら、「殺人・強盗・窃盗・レイプ・詐欺・不倫・虐待・暴力・いじめ・環境破壊・食品ロス」などのシーンは全てドラマで扱えないことになってしまいませんか?

このシーンに関しては、全面的に木村氏に同意します。「浪費癖が一向に直らない慶太に対する父親のいら立ちを表現するために、慶太が持ってきたバームクーヘンを慶太に向かって投げる」という『カネ恋』のキャラ設定で必要だったからこその演出だと想像します。




『カネ恋』の数々の小ネタは仕込まれてるの?

木村ひさし氏「ガスライティングについて」4

木村氏が担当された3話で用いられた小ネタは、全て『カネ恋』に関連したモノで、それ以外の他意はないとのこと。




春馬さんの「いつもと異なる顔つきや表情」は気が付きませんでしたか?

木村ひさし氏「春馬さんの異変について」

木村氏と春馬さんは、初めてのお仕事だったのですね。




なぜ、お悔やみの言葉がなかったのですか?

木村ひさし氏「お悔みの気持ち」

なるほど。木村氏は、SNSでお悔やみの言葉を発信するのは疑問に感じられていたのですね。日頃からSNSをしていて、自分が担当しているドラマの撮影途中で俳優が亡くなられたなら、私なら、例えその俳優と親しい関係でなかったとしても、何か言葉を発信するべきだろうと思ってしまいますが、考え方は人それぞれですよね。




在日韓国人なのでしょうか?

木村ひさし氏「日本人」

反日と疑ってしまうような設定やアイテムがいくつか『カネ恋』には登場するので、いつからか「演出家は在日韓国人ではないか」と噂されてきましたが、そうではないようです。

木村氏のWIKIページに誤情報を書き加える悪質な人達もいるようです。木村氏は「山形県出身」でも「お父様が韓国人」でもないと否定されています。このような言動は、いくらなんでも言語道断です!



バッシングが過熱して、中には「バットで泣くまで」とツイしたりする人も。匿名であっても、言って良い事と悪い事がありますよね。これは、いくらなんでもヒドイです!

ファンからの全ての質問へ回答されていないのは残念ですが、『カネ恋』の関係者として、キチンとご自分の言葉で答えて下さった方は、今のところ木村ひさし氏のみ。このようにお答えいただければ、納得することができるファンもいると思います。お忙しいところ、お答え下さいまして、ありがとうございました。

私が問題視しているのは3話以外の演出についてなので、是非とも今度は平野俊一氏に説明していただけることを切に願います。


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2021-02-16(Tue)
 

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プロフィール

Tampopo

Author:Tampopo

春馬君

貴方の最期を考えれば考えるほど
恐ろしい闇が見えてくる

・ブロードウェイデビュー
・結婚してパパになる
・大河ドラマ主演
・紅白の審査員

いろいろ未来を語ってたよね

本当に夢を叶えて
幸せになって欲しかった

助けてあげられなくて
本当にごめんなさい

貴方が闘ってきた恐怖
ぜんぜん知らなくて
本当にごめんなさい

貴方のために
残された私達は
何ができる?

貴方の無念を
どうしたら
晴らしてあげられるの?



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