素直に喜べない「100 Most Handsome Men 2021」ノミネート


ちょっと前からちらほらSNSで見かけるようになった
「I Nominate #HarumaMiura from Japan …」という言葉。

必ず、「#tbworld2021」や「#100MostHandsomeMen2021」というタグが付いて、大勢の春馬ファンが春馬さんの写真と共に投稿していました。

(一ヶ月ちょっと前ですが)春馬さんが候補者の一人として選出されたんですね。

100 Most Handsome Men of 2021 1


SNSには「おめでとう!」の文字が並んで、祝杯ムードで溢れていましたね。

このイベント?コンテスト?を主催している公式インスタグラムには、他の候補者や歴代の優勝者のお顔がズラリと~。私が知ってるのは、Leonardo Dicaprio や Johnny Depp、Tom Cruiseくらいだわぁ。。

世界のセレブリティの中に春馬さんが入ったことは、まさに記念すべき出来事。歴史に刻まれることでもあるので、ファンとしては素直に喜ぶべきなのかなぁ。。と思うのですが、正直なところ、どうしても心から100%「おめでとう!」と言えない自分もいるんですよね。



素直に喜べない理由


「TOP BEAUTY WORLD」の意味してる「BEAUTY」って、「ハンサム」って何なのでしょう?そこに、大いに疑問を持ってしまってます。

主催者関連のSNSページにある、この説明文。

3 of plastic surgeons from Los Angeles Cosmetic Surgery Clinic Play an important role in choosing the 100 most beautiful women and 100 handsome men worldwide
(ロサンゼルス美容外科クリニックの形成外科医3名が 世界で最も美しい100人の女性と100人のハンサムな男性を選ぶ上で重要な役割を果たしています)

100 Most Handsome Men of 2021 4


そして、この企画の基準。「顔面の比率」というのは「美の黄金比」のことのようですね。

100 Most Handsome Men of 2021 3



まぁ、注意書きには「ここで選ばれないからといって『美しくない』という訳ではないし、選ばれた人達だけが『美しい』訳でもない」とも書いてありますが…

100 Most Handsome Men of 2021 2



美容外科クリニックの形成外科医が選んでいて「50%顔の比率」が選ばれる基準ってことは、やはり「表面的な美(=顔)」がメインなんだろうと推測します。

だからこそ、私は、「もしも春馬さんが生きていたとしたら、このノミネートをどう感じただろうか?果たして、喜ぶだろうか?」と思ってしまうんですよね。



春馬さんの思い


「イケメン」の押し付けは必要ない 林瑞絵さんの記事を読んで の記事で書かせていただきましたが、生前の春馬さんは「イケメン・ハンサム・カッコイイ」と言われることに対して抱いていた複雑な感情を語ってくれています。

もう一度、こちらでもはります。


この動画は、2019年9月にゲスト出演された『伊集院光とらじおと』というラジオ番組の音声ですが、春馬さんはこう答えていますよね。

「男前だね」とか「イケメンだよね」っていうのに、どこかもどかしいというか……今だから言えますけど、「もっと他の表現ないのかな?」っていう、すごくグツグツした思いがあったのは覚えてます。
 

その「グツグツした思い」を、私は別の番組出演時でも感じてしまいます。

たとえば、2015年7月にゲスト出演した『しゃべくり007』で、「顔」のことを褒められた際、「何でも話せる友達に言われた」として即座にネガティブなエピソードで返しています。

20201210 林瑞絵 「三浦春馬という才能を大事にしない国」7-7

20201210 林瑞絵 「三浦春馬という才能を大事にしない国」7-8

20201210 林瑞絵 「三浦春馬という才能を大事にしない国」7-9


続いて、2019年7月、ドラマ『Two Weeks』の番宣で出演した『めざましテレビ』。「顔」についての話になった時も然り。やはり即座にネガティブなエピソードが出てます。

20201210 林瑞絵 「三浦春馬という才能を大事にしない国」7-5

20201210 林瑞絵 「三浦春馬という才能を大事にしない国」7-6



どこ行っても「顔・顔・顔」


まぁ、よほどの頭がパッパラパーなナルシストでない限り、外見を褒められて「そうでしょう」って自画自賛しちゃう人は少ないので、ネガティブなエピソードで返しているのは、春馬さんの「謙虚さ」とも受け取れるんですけどねぇ。。

それにしても、あまりにも行く先々で「イケメン・ハンサム・カッコイイ」コールが多すぎませんか???


『めざましテレビ』では、「三浦春馬さんと言えば、顔立ちが綺麗」から始まり、「めくり」まで使って出てきた言葉は「顔面力」ですよ~!

20201210 林瑞絵 「三浦春馬という才能を大事にしない国」7-3
↑↑↑   
「俳優・三浦春馬」でまず注目するのは、そこなんかい!


2018年11月放送の『過ぎるTV』では、「“イケメン過ぎる俳優”三浦春馬」と紹介され、「なかなか大阪にいない顔」と、春馬さんの "顔" をMCの女性が拝んでます。

20201210 林瑞絵 「三浦春馬という才能を大事にしない国」7-1

20201210 林瑞絵 「三浦春馬という才能を大事にしない国」7-2
 ↑↑↑
なんじゃ、この光景は!?これって演出なんでしょうか?
  

私、人生の半分、〇十年と西洋文化圏で暮らしてきたからなのかなぁ。。こういう番組のゲストの扱い方にとても違和感を持ってしまいます。今までいろんな海外のトークショーも観てますが、こっちではどんなにハンサムな俳優がゲスト出演したとしても、「イケメン~」と紹介したり、「顔」の話をしたりなんてないし、ましてや、女性MCがゲストの「顔」をマジマジと拝むなんてことは、【私は】一度も観たことがありません。

どこ行っても「顔」のことばかりを話題にする番組。アイドルでもない、ナルシスト芸能人でもない、アーティスト志向が強い「表現者」の春馬さんなのに…こんな扱われ方、海外だったら、人によっては「バカにしてる!」ってブチ切れられちゃうかも。

春馬さん、にこやかに大人の対応をしていますが、ホントのところ、心ではどう感じていたんでしょう。なんだか可哀想に思えてしまいます。


「イケメンってだけの俳優ではいたくない」
「もっと他の表現ないのかな?」


以前から誰に対してもあまり使ったことはないですが、春馬さんの場合、複雑な胸の内を聞いてから特に、SNSでも、友達と話す時でも、私は絶対に春馬さんに対して「イケメン・ハンサム・カッコイイ」といった言葉を使わないようにしてきました。

なので、外見メインで判断されるこの「Most Handsome Men」コンテストノミネートに対しても、喜びと嫌悪感が混じり合った心境でして。。。


アメリカの雑誌「TIME」がやっている「100 most influential people in the world(世界で最も影響力のある100人)」のアーティスト部門の選考だったら、メチャクチャ積極的に春馬さんを推して、心からノミネートを喜べるんですけどねぇ。。。

20201210 林瑞絵 「三浦春馬という才能を大事にしない国」7-10


…とはいえ、春馬さんが亡くなってしまった今、どんなコンテストであっても、世界の人達に「俳優・三浦春馬」を知ってもらいたい。歴史に残したい。そういう気持ちもあるのも事実。

海外デビューを無事に果たしていたら…春馬さんだったら、必ずや「世界の演劇界のレジェンド」になれていたはず。一緒にお祝いしたかったな。


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2021-08-30(Mon)
 

コメントの投稿

Tampopo様
この記事を読んで、今回のノミネートに関して私も全く同じ感想を持っていたので、嬉しくなりました。
私の想像では、多分春馬さんはイケメンや男前って言われる事への違和感や嫌悪感はもう乗り越えていて、それを含めて自分という俳優だと思っていたと思うのです。(そう思うことでしか日本の芸能界にはいられなかったという方が正しいでしょうか。)でも、顔だけを取り上げて評価するこの賞にノミネートされたからと言って、特に嬉しいとかいう感想は持たないのでは、と想像しています。
日本では未だに顔面至上主義、通ってますよね。女性にも美魔女とか若いことが良い、というような価値観もあるし、春馬さんの経年美化の発想に世間はまだまだ追いついてないんですよね。ちょっと横道それました。
最近また春馬さんを想って落ち込む日々が増えました。
記事の更新また楽しみにしております。
2021-08-31 17:10 | Carrot cake | URL   [ 編集 ]

イケメン?聞きあきた!

私も、伊集院光さんのラジオ番組に出演された時の放送、聴きました。
元々、伊集院さんはラジオの世界では、人の気持ちがわかる人で私は尊敬しています。

この時の、伊集院さんの気遣いが素晴らしかった。

春馬さんは嬉しかったのではないかと思いたいです。

日本人は皆と同じ事が大好き。(笑)
とにかく誰かが言った言い方にすぐ食いつく。
私は自称、皆と同じは大嫌いな人間なので、過去にこのように人様の顔面だけを呼んだ事はありません。

まして、春馬さんは顔だけの人ではないのでもっと頑固に否定しちゃいます。

これは、ファンからしたら何でもいいから彼を一番にして、良かったね、で満足したいだけなのでしょう。

日本人の成熟度が高くはない、という事です。
私も興味ありません。

三浦春馬は演技力で勝負出来たのですから!
2021-08-31 18:32 | ムーンストーン | URL   [ 編集 ]

Re: タイトルなし

Carrot cakeさん

こんにちは。コメントありがとうございます。

うわ~!Carrot cakeさんも同じ感想をお持ちだったんですね。私も嬉しいです。

確かに、春馬さんはイケメンや男前って言われる事への違和感や嫌悪感はもう乗り越えていたんだろうと、私も思います。こればかりは、もうしょうがないですもんね。ポジティブな諦めって感じかも。春馬さん、ノミネートのこと知ったら、苦笑いしていただろうな。。と想像します。

確かに、日本は「顔面至上主義」であり、見た目同様、「年齢」も異常にその人を価値をはかるバロメーターになってますよね。正社員は新卒が基本だし、就職も30~35歳くらいまでの年齢制限付き。会社の窓口になる受付も、年齢と共に見た目が良い若いスタッフと交代させられる現実。私が暮らしている国では、そんなことないんですよ。テレビの出演者に年齢を表記したり、履歴書に年齢を書くこともしないし。。見た目や年齢で評価したら、きっとすぐに人権問題に発展しちゃうだろうな。

そういう文化の差も、「イケメン~」って行く先々で言われていた背景にあるんでしょうね。

いつも、ブログをご覧いただきありがとうございます!
2021-09-01 14:57 | Tampopo | URL   [ 編集 ]

Re: イケメン?聞きあきた!

ムーンストーンさん

こんにちは。コメントありがとうございます。

伊集院さん、本当に気遣いが素晴らしかったですよね。すごく人を見ている方で、普通の人が気が付かないところに、敏感に気が付く方だという印象を受けました。

ムーンストーンさんも「皆と同じは大嫌いな人間」なんですね!私もですよ。

「日本人の成熟度が高くはない」←確かにそうかも!テレビ番組は「視聴者うけする内容」を作っているわけですから、「視聴者の質=番組の質」になるのは納得です。

2021-09-01 15:08 | Tampopo | URL   [ 編集 ]

プロフィール

Tampopo

Author:Tampopo

春馬君

貴方の最期を考えれば考えるほど
恐ろしい闇が見えてくる

・ブロードウェイデビュー
・結婚してパパになる
・大河ドラマ主演
・紅白の審査員

いろいろ未来を語ってたよね

本当に夢を叶えて
幸せになって欲しかった

助けてあげられなくて
本当にごめんなさい

貴方が闘ってきた恐怖
ぜんぜん知らなくて
本当にごめんなさい

貴方のために
残された私達は
何ができる?

貴方の無念を
どうしたら
晴らしてあげられるの?



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