ブロードウェイミュージカル日本版「Kinky Boots」3度目の上映決定

ブロードウェイミュージカル『Kinky Boots』、日本での3度目の上演が決定したと公式から発表になりましたね。
ローラ役は、城田優さんになったのだとか。
この想いをうまく言葉に出来ませんが、春馬が愛したローラという役を、とにかく一生懸命演じさせていただきます。 https://t.co/EHblcK7uTm
— Yu Shirota(城田優)🇯🇵🇪🇸 (@U_and_YOU) November 4, 2021
しかも、この発表をいち早くアミューズが「春馬さんのアカウントで」宣伝してしまうという配慮のなさ。
皆様にたくさんの愛を注いでいただいた作品、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」日本版が、2022年秋に再上演されることになりました。詳しくはこちらをご確認ください。https://t.co/0NDmMbVloc https://t.co/g5MaYYYoO3
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) November 4, 2021
「これは、春馬ファンの中で賛否両論、SNSでは荒れるだろうなぁ。。」と思いきや、想像通りでした。元々城田優さんに否定的な意見を持っていた人は、ローラ役を掴んだことで、更に否定的な印象を持ち、バッシングの嵐...
私も、複雑ですよ。
おそらくこの気持ちは、誰に決まっても同じでしょう。
なんせ、ローラ役は「春馬さんが心底愛した」役。
選考会では「満場一致で文句なし」で杉村春子賞を受賞した特別な役。
『せかほし』のMCが鈴木亮平さんに決まった時よりも、『GROP』のCMが三浦翔平さんに決まった時よりも、今回の発表はショックが大きいです。
でも、いつかはこういう時が来ることは、心のどこかで覚悟していました。しょうがないですよねぇ。。春馬さんは亡くなってしまったのですから。「Kinky Boots」をこれからも上演するには、ローラ役は絶対的に必要なわけで。。

どうせ誰かがローラ役を引き継ぐのなら、春馬さんとまったく関係ない俳優さんの方が良かったのか、それとも、春馬さんの友達である城田優さんで良かったのか…私には分かりません。
ただ思うのは、城田優さんはスゴイ勇気を持ってオーディションに臨まれたんだろうなぁ。。ということ。ローラを演じる限り、必ずやいつまでも春馬さんと比較されるのは当然ですからね。再演前から「いばらの道」になることは確実なのに、オーディションに挑戦されたのは、ツイで仰っている通り、「春馬さんが愛したローラという役を、他の誰にも渡したくなかった」という強い気持ちもあったのかなぁ。。とも感じました。
城田優さんのことをバッシングしている人達の中には、「最初から仕組まれていた」とか、「春馬さんの友達特典使った」とか言ってる人達もいるようですが、ブロードウェイってそんなに甘くないですよ。日本は事務所のゴリ押しで、実力のない俳優であっても、大役をいきなり掴んじゃうなんてことも珍しくないですけどね。ブロードウェイは、たとえ日本版であっても、オーディションはあくまでもアメリカ基準。アミューズからの推薦があったとしても、春馬さんの親しい友人という事実があっても、それだけじゃ、ローラ役なんて大役を掴むことなんてできないでしょう。
2020年9月2日、春馬さんのボイトレので斎藤かおる先生も、「興行主はアミューズですが、オーディションはNYに配役決定件があるので平等」と説明して下さっています。
そもそも春馬さんだって、ローラ役に選ばれたのは「イケメンだから」とか、「アミューズの絶大なる力を借りて」とかってわけじゃない。ルックスは勿論こと、歌唱力や演技力、表現力、それまでの実績など総合的に評価された結果だったことでしょう。
それと同様、城田さんも「実力が認められた」ってことだと、私は思います。なので、その面では、城田さんに「おめでとうございます」と素直に言いたいです。
でも…今後、新たな『Kinky Boots』を鑑賞できるのか?…と問われれば。。正直、それは、一生無理かも。城田さん、ごめんなさい。

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『女性自身』がなんか変な記事を出していたんですね。今さっき知りました。
うわ~!でた!
「感動話」に持っていこうとするメディア!
あたかも春馬さんが亡くなる前に、城田優さんに「ローラ役を託した」感じに書かれていますが、そんな約束なんかしてないと思います。
三浦春馬さんと城田優の「約束でっちあげ」女性自身の報道に困惑と悲嘆の声多く…https://t.co/7m9gHBu5TC
— the_audience (@theaudience10) November 5, 2021
『The Audience』さんが書いて下さっている通り、春馬さんは確かにファンミーティングで「生まれ変わってもローラを演じたい」って仰ってましたよね。
それに、そもそも春馬さんは、『キンキーブーツ』の3度目の上演にも自分が出演する気、満々でした。
かおる先生も、3度目の『キンキーブーツ』に向けて、小池徹平さんをお手本に「演技の出力のベクトル」を春馬さんに指導する予定だったと教えて下さいました。
メディアの皆さん、記事の閲覧率アップのため、事実を捻じ曲げて作り話するのって、いい加減にしてもらいたいです!!!


ローラが継承される前に、春馬さんの『キンキーブーツ』の円盤化・映画化を!という声が上がっていますね。去年の秋にもそのような声があり、沢山の署名が集まったものの、結局実現には至らず。トリビュートの動画が作られたのはとても有難かったですが、やはり、出来れば円盤化してもらいたいですよね。
ただ、記録映像はあっても、円盤化するために撮られた映像でないため、どこまで円盤化できるクオリティーなのか…が問題。日本は「売れりゃいいじゃん」的な儲け主義のところもありますが、ブロードウェイはそんな浅いショービジネスじゃないわけで.... 映画化は、本人の春馬さんが死亡してしまっているところから、残念ながら、実現はほぼ不可能なんじゃないかなぁ。。。
新たに署名活動が開始されているようですが、署名の宛先はなぜかアミューズ。Twitterもそうですが、日本語で日本の企業相手に気持ちを吐露しているだけではダメ...というか、意味がないと思いますよ。なんせ、決定権はアミューズにはないのですから。やるなら、海外の春馬さんファンを巻き込んで、ブロードウェイ本部に英語で懇願していかなきゃって感じるのですが。。
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2021-11-05(Fri)
春馬さんに関する動きが次第になくなって淘汰され・・・
と思っていたところにKinky Bootsの再演のニュース。
苦労して地固めをし、一体感で作り上げた春馬さんKinky Boots。
そんな大切な場所に”ここ俺の席でいいんだよね?いや俺の席”と
入ってきた印象が拭えないのですが、できたら
日本版でない場所で演じたらよいのにと思ってしまいます。
エンタメ界は限られた(一つの)椅子取りゲーム。そこには、感傷云々が通る世界とはほど遠いもの。見たくも聞きたくもないこともあるのだろうとも感じます。
その方のツイで”春馬さんもきっと喜んでると思います”等のコメントも並んでますがこれらには疑問でもあり複雑に思えてしまいます。
春馬さんから直接聞いたわけではない。春馬さんは今何を思うのか。そんな簡単に言わないで・・・と。
お二人のファンであったとせよ。
ミュージカルの経験豊富であっても、周りのスタッフの感じる思いや違和感を肌で感じていくのはその方。
違った作品(になった)として評価されるのでしょうか(待つことはないのせよ疲れますね)。
そうした見えにくいスタッフ等の小さなつぶやきなどを、Tampopoさんにはぜひ拾い上げここで教えていただけたら有難いです。
と思っていたところにKinky Bootsの再演のニュース。
苦労して地固めをし、一体感で作り上げた春馬さんKinky Boots。
そんな大切な場所に”ここ俺の席でいいんだよね?いや俺の席”と
入ってきた印象が拭えないのですが、できたら
日本版でない場所で演じたらよいのにと思ってしまいます。
エンタメ界は限られた(一つの)椅子取りゲーム。そこには、感傷云々が通る世界とはほど遠いもの。見たくも聞きたくもないこともあるのだろうとも感じます。
その方のツイで”春馬さんもきっと喜んでると思います”等のコメントも並んでますがこれらには疑問でもあり複雑に思えてしまいます。
春馬さんから直接聞いたわけではない。春馬さんは今何を思うのか。そんな簡単に言わないで・・・と。
お二人のファンであったとせよ。
ミュージカルの経験豊富であっても、周りのスタッフの感じる思いや違和感を肌で感じていくのはその方。
違った作品(になった)として評価されるのでしょうか(待つことはないのせよ疲れますね)。
そうした見えにくいスタッフ等の小さなつぶやきなどを、Tampopoさんにはぜひ拾い上げここで教えていただけたら有難いです。
Re: タイトルなし
Roseさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
いや~今回の発表は、本当にショックでしたよね。ようやく涙が乾きつつあったのに。。(いつかは来るだろうとは覚悟してたとはいえ)またまた号泣してしまいましたよ。もう一体何度カウンターパンチをくらえばいいのやら。。
>エンタメ界は限られた(一つの)椅子取りゲーム。そこには、感傷云々が通る世界とはほど遠いもの。見たくも聞きたくもないこともあるのだろうとも感じます。
本当にそうですね。でも、「椅子取りゲーム」というのは、なにもエンタメ業界に限られたことではなく、どんな業界、どんな職種においてもそうなんだろうなぁ。。。と感じてしまいます。エンタメは顕著にわかってしまうっていうだけの違いで。春馬さんのような日本の若手トップ俳優が急逝しても、いつしか抜けた穴は誰かによって埋められ、まるで何事もなかったかのように時だけが過ぎていっちゃうんですよね。なんか、そんな無常さ、無情さを春馬さんの死去後、痛感して絶望感に苛まれています。
ブログ記事にも書かせていただきました通り、『キンキーブーツ』日本版を上演するには、ローラ役は必要不可欠。有名なプロ野球選手のように「永久欠番」ってわけにはいきませんからね。他の俳優さんでも複雑な気持ちになるところ、城田優さんで良かったのか、他の俳優さんだったらもう少しショックが和らいでいたのか、自分でも分かりません。
そして、この結果を春馬さんが喜んでいるのか、それとも、悔しいと感じているのか、どっちなんでしょうね。そもそも死去が「春馬さんが望んだ結果だったのか」が不明なので、何とも言えないんですよね。
まぁ、いずれにしても、城田優さんはすごいチャレンジャーですよね。自分だけが新キャストとして入っていくのは、きついだろうなぁ。。と。Roseさんが仰る通り、違和感を肌で感じていくでしょうし。私は、あまりにも辛いので、今後『キンキーブーツ』を鑑賞することはないだろうなぁ。。とは思いますが、それでも、城田さんには「日本のエンタメ業界のために」頑張って欲しいとエールを陰ながら送りたいとは思います。春馬さんのローラに一生懸命似せようとせず、「城田優さんのローラ」の世界観を作っていって欲しいです。
「見えにくいスタッフ等の小さなつぶやき」ですか。。来年の11月までこのブログ存続しているのかなぁ。。(笑)
もしも、続けていたら、その時は、また是非ご覧くださいね。(^^ゞ
こんにちは。コメントありがとうございます。
いや~今回の発表は、本当にショックでしたよね。ようやく涙が乾きつつあったのに。。(いつかは来るだろうとは覚悟してたとはいえ)またまた号泣してしまいましたよ。もう一体何度カウンターパンチをくらえばいいのやら。。
>エンタメ界は限られた(一つの)椅子取りゲーム。そこには、感傷云々が通る世界とはほど遠いもの。見たくも聞きたくもないこともあるのだろうとも感じます。
本当にそうですね。でも、「椅子取りゲーム」というのは、なにもエンタメ業界に限られたことではなく、どんな業界、どんな職種においてもそうなんだろうなぁ。。。と感じてしまいます。エンタメは顕著にわかってしまうっていうだけの違いで。春馬さんのような日本の若手トップ俳優が急逝しても、いつしか抜けた穴は誰かによって埋められ、まるで何事もなかったかのように時だけが過ぎていっちゃうんですよね。なんか、そんな無常さ、無情さを春馬さんの死去後、痛感して絶望感に苛まれています。
ブログ記事にも書かせていただきました通り、『キンキーブーツ』日本版を上演するには、ローラ役は必要不可欠。有名なプロ野球選手のように「永久欠番」ってわけにはいきませんからね。他の俳優さんでも複雑な気持ちになるところ、城田優さんで良かったのか、他の俳優さんだったらもう少しショックが和らいでいたのか、自分でも分かりません。
そして、この結果を春馬さんが喜んでいるのか、それとも、悔しいと感じているのか、どっちなんでしょうね。そもそも死去が「春馬さんが望んだ結果だったのか」が不明なので、何とも言えないんですよね。
まぁ、いずれにしても、城田優さんはすごいチャレンジャーですよね。自分だけが新キャストとして入っていくのは、きついだろうなぁ。。と。Roseさんが仰る通り、違和感を肌で感じていくでしょうし。私は、あまりにも辛いので、今後『キンキーブーツ』を鑑賞することはないだろうなぁ。。とは思いますが、それでも、城田さんには「日本のエンタメ業界のために」頑張って欲しいとエールを陰ながら送りたいとは思います。春馬さんのローラに一生懸命似せようとせず、「城田優さんのローラ」の世界観を作っていって欲しいです。
「見えにくいスタッフ等の小さなつぶやき」ですか。。来年の11月までこのブログ存続しているのかなぁ。。(笑)
もしも、続けていたら、その時は、また是非ご覧くださいね。(^^ゞ
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